Welcomeシリーズ
ら・むうん畑
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全て完売絶版です タイトル/発行/頁数
Welcome〜準備号/平成7年12月29日/32頁
Welcome〜月の扉/平成8年2月25日/48頁
Welcome〜火の扉/平成8年4月25日/60頁 Welcome〜水の扉/平成8年6月30日/60頁
Welcome〜木の扉/平成8年8月31日/48頁 Wtelcome〜金の扉/平成8年10月27日/54頁
Welcome〜土の扉/平成8年12月28日/56頁 Welcome〜日の扉/平成9年2月28日/56頁
Wtelcome〜祝の扉/平成9年8月16日/108頁 呪詛遊戯(おまじないあそび)/平成10年8月15日/220頁
STORY
Welcomeシリーズは、ら・むうんが同人としての活動を開始して初めて制作した隔月誌。月曜日から祝日までの名前をつけた同人誌を偶数の月に
1冊ずつ発行し、足掛け3年合計10冊で完結した。

内容は完全に「ゲゲゲの鬼太郎」のファンブック。放映中だった4作目のレポートや、街ネタを拾ったり読者のお便りを掲載したりと、縁側で
茶すすってるような、ちくちく縫い物でもしているような落ち着きが、今となっては懐かしい。

ちょっと普通のファンブックと違うところは、連載マンガを持った同人誌だったということ。「呪詛遊戯(おまじない あそび)」は登場人物を
夢来鳥・有里、そしてかの新岡ひろみ氏がそれぞれに担当した、180頁の大合作である。後に連載マンガだけで1冊の単行本として発行された。

もうひとつの見所は、表紙。これは、何と切り絵である。(しかもB4サイズ)
黒い紙を切り抜いて作った輪郭の中に、色和紙や千代紙を貼り込んで絵にしてゆくと言うもの。背景部分は和紙のちぎり絵で作られており、素朴で
温かい風合いに仕上がっている。
夢来鳥の特技とも言えるこの切り絵は、「緋翔伝」や「物の怪らんちき戦争」にもしばしば登場していた。