地主神社を出ると、先程の舞台の方からどん、どん、どん、と太鼓の音が聞こえます。
どうやら舞台で『奉納 ちびっこ明神たいこ』が始まったようです。
偶然始まったイベントに喜んで足を向けてみると,
ら・むうんの大好きな超ちびっ子が太鼓を打っているではないですか!
その仕草の可愛い事といったら!もうっ!!ら・むうん一行食い入るように見ておりました。
この『ちびっこ明神たいこ』は、越前二の宮「剱神社」に古くから伝わる伝統芸能で、
福井県民俗無形文化財に指定されている「明神ばやし」や「だいずり太鼓」を、
かわいいちびっこが演じているものだそうです。


おしりに鈴が付いていて、シャンシャン音がするんです。
可愛い〜!
手前の男の子は素晴らしい演技を見せてくれました。
幼稚園の年長さんとのことです。



集合〜

阿弥陀堂の方から撮影した舞台です

ちびっこ太鼓を見て眼福となった私達は、舞台を後にし、
阿弥陀堂から奥の院を周り、清水の名前の由来にもなった音羽の滝に。
と、その前にちょっと休憩。


この日はとても暑く、氷は身に沁みました〜
音羽の滝は長蛇の列。美味しいお水を飲もうと、皆一列に並んで順番を待っています。
このこんこんと流れる出る清水は古来「黄金水」「延命水」とよばれ、
”清め”の水として尊ばれて、
開祖行叡居士・開山延鎮上人の滝行を伝統して水垢離の行場となり、
またお茶の水汲み場となってきたそうです。
参詣者は柄杓に清水を汲み、六根清浄、諸願成就を祈ります。
滝祠には不動明王や行叡居士が祀られています。


おおはしゃぎッ!

T○Lにも負けないアトラクションです(笑)

柄杓は二種類あって、殺菌されてる共用のものと、
柄杓に自分で購入した専用のカップを取り付けて水を汲むものがあります。
取りあえず一つ購入し、皆でお水を汲みました。
滝から汲み取るお水は勢いが凄くて皆大はしゃぎ。
心沸き立つアトラクションでした。不謹慎かもしれませんが楽しかったです。
咽を潤すお水に感謝しつつ、陽も傾き始めていたので、
帰りを待ってくれている皆にお土産を買いに向かいました。
お土産を買って駐車場に戻る頃には陽もほとんど落ちて、薄暗くなっていました。
旅立ちの躓きから思いがけず観光をする事になり、心に残る一日をくれた京都に、深い感謝をして私達は東京へと帰路を定めたのでした。


食べてるのがソフトクリームと思えない表情だね…
さすがに朝から走りっぱなし動きっぱなしのドライバーの長距離運転は危険なので、
多賀SAで少し仮眠を取り、夜中の3時から再び走って25日の朝に東京到着。
長い2003年の大阪夏の陣が終了したのでした。

コミケに来て下さったお客さま、お世話になった皆様、
本当に有り難うございました。
古の都、京都。
長い歴史を知る旅に是非また行ってみたいです。







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