いくらの醤油漬けをつくります。
<1>生筋子を、ぬるま湯をはったボールに入れ、卵巣から卵を絞り出します。
…といっても、これが結構めんどくさい作業。
卵をつぶさないように注意してね。
鮮度のいいものほど卵は丈夫なんですが……。
<2>何度も水で洗います。
上に浮いてくる白い皮を捨てて、きれいに
するのですが、この時もつぶさない様に
優しく洗い流しましょう。
<3>食塩水に漬けます。
<2>で洗い流したいくらを、食塩水(大さじ
1ぐらい)に浸すときれいなオレンジ色になります。
またかるくすすいで、しっかり水を切ります。
<4>味付けをします。
醤油大さじ3、みりん大さじ1、酒大さじ1、
塩少々を入れ、まぜます。
(味の素があったらちょっと入れると良いかも)
ラップをかけ、冷蔵庫で三日程ねかせます。
その間何度か味を見て、薄いようだったら
お醤油や塩で調整して下さい。


**そして待つこと3日…**
<5>もりつけ。
炊きたての御飯を器にもります。酢飯がお好きな方は、御飯を酢でしめても可なんですが、うちは素御飯でつくります。(実は夏木、すっぱいの嫌いなんです。ただ単に。)みじん切りにした大葉、長ねぎ、それときざみ海苔をちらします。鮮度のいい『うに』が手に入るようなら是非のせたい!
<6>出来上がり。
赤だしのお味噌汁にお漬け物を添えます。


瑞穂です。北海道に旅行に行った時に(洞爺湖に泊まったんです。
すごく良いところでした。こんな所に書くのもなんなんですが、有珠山噴火で
被災された皆様。1日でも早く復興されるようお祈り申し上げます。
どうか頑張って下さい。いつかまた行きます!)買って来たサケ(60センチ
ぐらいはあったかな。その大きさで何と2000円だった!)の生筋子で、
はじめて家でいくらを漬けた時の感動といったら!粒もうんと大きくて
「これは宝石か!」と、本気で思った程。アイヌの人たちが、サケを『神様の
お使い』とよんでいたのもわかる気がしました。
本当はこの夕日丼。名前を決定するのにかなりもめまして。まっ先に夏木が
発したのは『いくらでドン』(汗)駄洒落は禁止いたしまして、すごく真面目に
考えてもらって、次にでたのが『赤玉丼』。(腹薬…)そして『王妃丼』戦乙女の
『乙女丼』(もうよくわからない)果ては『ユーリ丼』まできて、「お方様を愚弄する
気か」と白乱先生にしかられまして。夏木的には敬愛の意を込めてたつもり
だったみたいなんですけど。そして悩んだ末に『夕日丼』。やっぱり夏木命名。
私達にとっては宝物ですものね