御挨拶


 御来館の皆様、月白宮博物館へようこそ。ここには、自分達『ら・むうん』に関するありとあらゆる情報資料が展示されていく予定です。
形を変える月のように様々な姿を持つら・むうん。そのあまりの膨大なレコードに、もしかしたらずっと建設中かもと館長は苦笑しておりました。ら・むうんのサグラダファミリアを目指して、地道にコツコツ並べてもらいますので、マメに覗いてみて下さいませ。もしかしたら意外なつながりや、掘り出し物を発見する事になるかもしれません。黴の生えない思い出と新たなトキメキを皆様に。そんな博物館でありたいと思います。
御鑑賞の後、感想や御意見がございましたら『寄り合い処』にお寄せ下さい。たった一人で資料と格闘している館長さんの励みになる事と思いますので。

 柔らかな月の光がそうであるように、皆様のお気持ちの傍らに、さりげなくありたいと思います。これまでも、そしてこれからも。

 遠い昔に忘れられた古い都を偲びつつ…。


                         2002年盛夏   有里紅良








   御挨拶


 初めまして。ようやく開館の運びとなりました月白宮博物館へようこそ。御来館の皆様方には大変長らくお待たせ致しまして、誠に申し訳ございませんでした。

 思い起こせば、初めて人が集ってから14年。当館は、その月日の中で生まれた有形無形のものたちを収蔵する場所として作られた複合型博物館です。
 本来なら全館一斉オープンとしたいところなのですが、あまりの収蔵品の多さに、今回「歴史館」「図書館」のみの開館、プレ・オープンとなりました。
 今後、販売グッズや手作りアイテムを一同に並べた「展示館」、ら・むうんのイベントをデータと写真で記録した「資料館」、作家の方々から頂いたイラストを集めた「美術館」を、順次オープンさせてゆく予定です。
 もちろん、新しい情報が生まれるたびに、歴史館や図書館にもちくちく収蔵品が増えてゆきますので、そちらもどうぞご期待下さい。

 実を申せば半年前「ホームページってどこにあるの?」と言うレベルからスタートしました。お見苦しいところも多々あるかと存じますが、日々精進してまいりますのでよろしくお願いします。


                      2002年 開館前夜   月白宮博物館長




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